【画像】小林よしのり氏 おぼっちゃまくんのパチンコ化で思うこと

■漫画家、小林よしのり氏の代表作である「おぼっちゃまくん」がパチンコ化され、今月5/17に登場するとのこと。
このニュースはかなり前から言われていたのですが、某掲示版のスレッドでは案の上「失望した」などのコメントで埋め尽くされる状況に…

でも、まあそれらの掲示版のスレッドを読んでみると分かるんですよ。みんな頭が「カァ〜ッ」となって脊髄反射的に書き込まれたレスばっかりだなぁ…と。(まあ、どこのスレに行っても毎度こんなものばっかりですけど)

とりあえず、小林氏ということでSAPIOに連載中の天皇論の欄外コメントで詳しく事を説明してくれるだろうと思い、SAPIO6/3号を購入。



☆おぼっちゃまパチンコに言及する欄外コメント -その1-

コツは玉の一個一個に念を込めて親指を…(以下略

私自身パチンコは苦手なのでよく分かりませんね。パチンコに何度か友人に誘われていった事があるのですが、目がチカチカする上、兎に角五月蝿いのなんの…
それ以来パチ屋には行っていません。



☆おぼっちゃまパチンコに言及する欄外コメント -その2-




☆おぼっちゃまパチンコに言及する欄外コメント -その3-




☆おぼっちゃまパチンコに言及する欄外コメント -その4-

わしは商売抜きで漫画を描くようなアマチュアではない!

私としてはここに書かれている一文が一番言いたかったことじゃないのかな…と思う訳なのですよ。
漫画家という究極のクリエーター職で飯を食っていくことは、私たち一般人には想像も付かないような努力の上で成り立っているものであると思うのです。
漫画家が自身の作品をパチンコ化するということを、金銭的な理由から手を出すケースが考えられないことはありません。しかし、あくまでもパチンコ化するという最終決定権は漫画家自身に託されるものであり、私たちがが兎や角まくし立てて勝手にイメージだけが先行するような事になってはならないと思っています。



☆おぼっちゃまパチンコに言及する欄外コメント -その5-



ブラックジャックによろしくを連載する佐藤秀峰氏のことを触れているように、漫画のコンテンツの使用については漫画家が所属する出版社がカバーしている以前に、まず著作者である漫画家自身に与えられる「権利」だということを改めて考えるべきだと思うのです。


今回、小林氏が自身の作品のパチンコ化を決定したことは、ある意味一つの「決断」だったと思う。また、自身がゴー宣などで北朝鮮などに関する作品を多数発表している立場であるからこそ今回のパチンコ化はそれなりの覚悟と責任を持って取り組んでいるものだと考えていいのでは。




■以上長々と読んでくださりありがとうございます。
ちなみに私は先述のように、パチ屋の五月蝿さにはとても耐えられないので行かない事にします。