Googleに全てを託すということ

Googleのヘビーユーザーだからこそ、いつかは書こうと思ったエントリーをここに…

■基本的にGoogleは「無料」です。


Googleから提供されているWebサービスの数々
全てはGoogle検索に始まり、

Google Maps
Googleストリートビュー
Google Earth
Gmail
Googleブック検索
などなど…

他にも数えればキリがありません。


そしてこれらのサービスの登場がGoogleの掲げる「人類の知を集結する」という壮大な目標の達成へと少しずつ動いていくことを実感できます。



■だからこそGoogleについて改めて心に留めておきたいことをここに書きたいと思います。
「タダほど安いものは無い」という有名な言葉の反対に「タダほど高いものは無い」という言われ方もあります。

ここでいうGoogleを使う上で、「タダ」より高いモノとは「私たちの個人情報」です。
何を今さらと思われるかもしれませんが…



Googleのアカウントを取得されている方はご承知の通り、自分のアカウントページに入るとGoogleのサービスを通した全ての履歴がストックされている様子を見る事ができます。

この情報は、ただ単に何を調べたという結果が残るのではなく、そこに残っている情報はユーザーの「人」を知ることもできる情報でもあることを再確認すべきです。

web履歴は手をつけない限り、何ヶ月にもわたって保存され、もしかしたらそのWebのあしあとからは出身地や趣味、政治的思考も伺い知ることもできるかもしれないからです。



■もちろんWeb履歴の内容は、Googleによって直接覗き見されるようなことはないと思いますが、そのような情報がGoogleという企業によって預けられていることを頭の片隅にでも入れておくべきです。



■私たちの生活を変えたGoogleの「タダ」のサービスが発展するごとに、ユーザーの個人情報が「人類の知を集結する」という目標の為に吸い取られていく。これを「タダほど高いものは無い」というように思うか否かはあなた次第です。